ペアレント・トレーニング 安心感の輪プログラム

親子の関係性の質を変える 『安心感の輪プログラム』 
Circle of Security Parenting Program(COSP)

■『安心感の輪』とは■

子どもが養育者に対して「こうしたい」「こうして欲しい」と欲求を表すことはとても自然なことです。養育者が子どもの欲求を正しく理解し、適切なタイミングでその欲求を実現できるように手助けし応えることで、子どもと養育者の関係は愛情や信頼で満たされたものになります。
このようなことを一般的に「愛着行動の形成」と表現されることがあります。
以下の『安心感の輪』の図は、愛着行動をわかりやすく視覚的に表したものです。この図は、子どもの探索行動(養育者の元から離れて外へ出ること)への欲求と、安心感や安全を求める行動(養育者の元へ戻ってくること)との相互作用を描いており、養育者は安心安全な基地であり、避難所としての役割を果たしていることを示しています。
「安心感の輪プログラム」は、この安心感の輪の図に基づいて、子どもの発達にとって重要なアタッチメントの視点を養育者にわかりやすく伝え、関係性をよりよくしていけるようにプログラムされています。
※Circle of Securityでは、子どもを守り育てる大人を”養育者”と表現し、このページでもそのように呼びます。

<「安心感の輪」の図>
米国のCircle of Security Internationalのホームページから、各国版の「安心感の輪」のPDFが無料ダウンロードできます。
>>>ダウンロードページはこちら
本ホームページにはCOSIの許可を得て掲載しています。

■プログラム構成■

このプログラムは、全体が8章立てて構成されています。
基本的には
週1回のセッション×8回(毎週 または 1週おき)
少人数のグループ または1対1 の個別形式で実施
◇ 参加者は、映像資料を視聴しながらファシリテーターや参加者同士で対話します。ただ講義を聞くだけのペアレント・トレーニングではなく、自分の感じたことを話したり、他の参加者の感じたことを聞きながら対話によって学びを深めていきます。
◇参加費:>>>料金表はこちら

■プログラムについて■

米国のCircle of Security Internationalが発行しています。
長く家族や子どもの支援に関わってきたグレン・クーパー、ケント・ホフマン、バート・パウエル、の3人の創始者によって開発されたプログラムです。
子どもの愛着ニーズについて養育者がよりよく理解し、愛着形成を安全に促すことを目的としています。
プログラムは世界18か国の国々の言語に翻訳され、活用されています。

■日本語版プログラムについて■

日本語版プログラムは、一般社団法人子ども養育者関係支援研究研修センター SAFE Circle(Secure Attachment For Everyone with Circle)によって翻訳されています。

<日本語版解説映像:Circle of Security Animation>
 「安心感の輪」について説明しています。(リンク掲載についてはCOSIの許可承認済み)

<日本語版解説映像:Being With and Shark Music>
子どもの気持ちに寄り添うことについてや、養育者の気持ちが落ち着かなくなるときの考え方について説明しています。(リンク掲載についてはCOSIの許可承認済み)

■愛着の重要性■

ジョン・ボウルビーは、1958年に「The Nature of the Child’s Tie to His Mother」という論文を発表し、以降も親子の愛着(アタッチメント)の研究を続け、愛着理論の「父」と呼ばれるようになりました。1969年~1980年にかけて発表された、愛着理論の3部作『愛着と喪失』では、以下のように述べられています。

「子どもが家族との間でする経験ほど、人格発達に広範囲かつ長期的な影響を及ぼす変数はない。生後初期から開始する両親との関係を通して、子どもは内的作業モデルを形成する。様々な場面でアタッチメント対象が自分にどう関わってくれるかについてのモデルであり、子どものあらゆる予測、つまり生涯にわたって彼が立てる計画は、このモデルに基づいたものとなる。」

Bowlby, J. (1970). Attachment and Loss

つまり、子どもは安心できる大人とのつながりを土台にして、落ち着き、探求し、成長していくものであり、まず『安心できる関係』がすべての出発点になるのだ、ということを示唆しています。

■「安心感の輪」のペアレント・トレーニングに興味を持っていただいた方に■

「安心感の輪」子育てプログラム(COSP)は、子どもの発達にとって重要なアタッチメントの視点を養育者にわかりやすく伝え、関係性をよりよくしていくためのものです。
子育てについて新しい方法を学ぶことで、大人と子どもが共に笑顔が増える関係にアップデートできる、エビデンスのあるプログラムです。

  • 子どもを叱ってばかりでつらい
  • かんしゃくを起こされると結局子どもの言いなりになってしまう
  • 子育てって誰からも教えてもらえないし、わからないままやってきた
  • 子どもとどう遊べば良いのかわからない
  • 子どもとのコミュニケーションの取り方がわからない
  • 子どもがかわいいと思えないし、そんな自分を責めてしまう
  • もっと子どもの笑顔が見たい

そのような方は是非ご連絡ください。お子さまの年齢に制限はありません。